「氷温」

 

ワッ………

一年ぶりだってよ………

 

 

読んでくれる方が居てくださるのかどうかは別として

 

 

ご無沙汰してます(大声)

 

前回が昨年5月?

サボりもいいとこですね

 

 

 

さて

 

先月発売されたアルバム EPCOTIA から

加藤シゲアキ作詞作曲

シゲアキさんソロ  「氷温」  を

私の拙い文章能力と語彙力と薄っぺらい知識を

最大限活用して

私なりに考察(?)をしてみましたので

書き記しておきたいなと

思った所存でございます(土下座)

繋ぎ目が合わず話が行ったり来たりしているかもしれないので、

考察になっているかどうかは分かりませんが(ニッコリ)

 

当方手越担ではあるのですが

シゲアキワールド(神発音)大好物芸人なので

今年も1人でひっそりと

シゲアキさんが織り成す世界観にまた

出逢えたことに喜びを噛みしめています(大暴れ)

 

 

⚠️ATTENTION⚠️
あくまでも私のすっからかんの頭で

想像・妄想・解釈したものを纏めただけなので

正解ではありません☺︎
「ああ^~」くらいの気持ちで、

お手柔らかに見て頂ければと思います…!

 

 

 

そんじゃ行くぜアディオスアミーゴ!!!!!!!!!!!!

 

 

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

まず 氷温(ひょうおん) とは

 

氷温(ひょうおん)とは摂氏0℃以下から食品が凍り始める直前までの温度領域。

冷蔵でも冷凍でもない第3の温度帯。

 

です。

 

0℃以下なのに凍らない世界…?

第3の温度帯…?

なんかもう既に素敵…!

 

 

Don't believe in me

君を愛して

嘘重ねて

 

Don't believe in me

君を愛して

直訳すれば  「俺を信じないで」 ですが、

その直後に 「君を愛して」 とあることから、

「俺を愛さないで」 と訳しました

 

『俺は君を愛してる、

  だけど君は俺を愛さないで』

 

アーーーーーーーー、しんどい(早い)

 

嘘重ねて

どうして嘘を重ねなければいけなかったんでしょうか…

答えは後々

 

 

鏡ごしに君を

知らない顔をしてる

昨日見た夢を

話しかけてやめにした

 

鏡ごしに君を

知らない顔をしてる

どこの鏡なのか どれが鏡なのか

ホテルの部屋?洗面台?鏡のようなテーブル?

何にせよ、

①それに「君」が写ったように錯覚したのか

②もしくは実際に鏡ごしに「君」が居たのか

③それとも「鏡ごしの君」自体が主人公の幻想なのか

 

ウーーーーーン…………

 

考えた末私は①か③かなと思いました。

幻想もしくは錯覚パターン。

「鏡ごしに写る君」は自分に見えた幻想で、

じっと見つめようが声を掛けようが知らん顔してばっかりで反応が全く無い。

生身の 「君」 じゃなく幻想の 「君」 だから。

 

昨日見た夢を

話しかけてやめにした

アァ、どんな夢を見たんだろう…( ; ; )

 

『昨日君が夢に出てきたんだ、それで…』

 

と、

「鏡ごしの君」 に伝えようと口を開きかけたけれど、知らん顔してばっかり。

これも生身の 「君」 では無いから。

だからやめにした。

 

 

グラスのライム香りが鼻で弾けて

ほんの少し正気になって落ち込む

テーブルに落ちてしまった氷が溶けてく

時が止まればと心で願ってる

 

グラスのライム香りが花で弾けて

ライムの香りを帯びたカクテルグラス

「君」 を彷彿させるカクテルを主人公が自分で作って想いを馳せているのか

それとも 「君」 が呑み残して行ってしまったものなのか

 

ほんの少し正気になって落ち込む

そのライムの香りによって

少し正気に戻る訳です。

『何やってんだろ俺』 と。

 

ここまでで出てきた

嘘を重ねる関係、お酒、テーブル……

これらのワードと私の「そうであってくれたら」という願望から、

舞台はお酒とお金で愛を売り買いする世界、

即ち夜の世界。

主人公は夜の世界に身を置く男で、

「君」 と呼ばれている彼女はきっと、

男が恋をしてしまった相手。

万人との擬似恋愛を生業とする彼は、

「1人のひと」を愛するということにどこか罪悪感を感じている。

もしくは、

『こんな俺が恋をするなんて、「君」が俺を愛すなんて、「君」 が幸せになれるはずがない』

なんて思ってたりするのかな、とも。

擬似恋愛に慣れてしまっているので、

主人公が 「君」 を愛したところで傷つけてしまいそうで怖いのかしら。

 

 

テーブルに落ちてしまった氷が溶けてく

時が止まればと心で願ってる

そのグラスから氷が1つ零れ落ちて

じんわりと溶けていく

この様子を見た主人公は、

『あぁ、もしあの氷が氷のままでいられるような世界なら、俺だって素直にそのままの気持ちで 「君」 と向き合えるのに』

と嘆きます。

「氷温」とは主人公が望む世界、

つまり全てを捨てて

「君」 と愛を通わせる世界、

そのものを表しているのでは

 

 

Don't believe in me

君を愛して

嘘重ねて

終わりなら Oh baby

 

Don't believe in me

君を愛して

冒頭にも出てきました

この曲のキーフレーズ

俺は君を愛して、君は俺を愛さないで

 

嘘重ねて

ここで言う『嘘』とは。

 

①「君」 のことを愛しているのに、その気持ちを押し殺して自分自身を騙している嘘

②万人と擬似恋愛をしている身でありながらも、元々はその万人のうちの1人だったひとに恋をしてしまったということを隠して振舞っているという意味での嘘

 

①と②どちらも混ざっているような、、

 

終わりなら oh baby

嘘を重ねて重ねて、

それでも

「主人公が望んでいる世界(氷温)」に行けず、

これで終わりだというのなら

 

 

ドアの音 せめて聴かせて

僕の元まで 届かせてくれよ

本当の恋に成らず終いになるのなら、

せめていつもみたいにそのドアを開けて

俺に会いに来てくれよ

 

 

君の熱の鈍さが

へばりついて落ちないままで

いつかの夜を共にした時の、

「君」 の身体の熱、体温の鈍さが

俺にへばりついて落ちないままで

どうしても忘れられない

 

 

もしも二度と会えないのなら

月明かりで抱きしめて

主人公が

「もしも二度と会えないとなれば(せめて俺に会いに来てくれよという願望すら叶わないとすれば)俺はどうするか」と、思い悩むところ。

主人公による妄想(?)が炸裂。

ここの「月明かり」が暗喩しているものって

何だろう…

めちゃくちゃ気になったのでめちゃくちゃ考えた結果、めちゃくちゃな妄想に達しました。

ここは本っっっ当に私の勝手な妄想なので

合ってるかどうかなんて本当にわからないんですけど、

まず私が「月明かり」から連想したのは、

綺麗な満月の下で抱き合う主人公と 「君」 の姿でした

 

話は飛びますが

かつて文豪・夏目漱石は、

とある文献に書いてあった

「I love you.(君を愛しています)」 

「月が綺麗ですね」 と訳したと言われています。

これの返答として有名なのが、

「Yours.(あなたのものよ)」

「死んでもいいわ」 

という意味で訳されたもの。

こちらは二葉亭四迷が訳したとされています。

 

よし、ここで話を戻しましょう。

さっきも言ったように、

月明かりの下で二人が抱きあっているというのは、主人公が思い描いている「主人公が望む世界(氷温)」の一部。

仮に月明かりに照らされながら

抱きあえたとすれば、二人は何を交わすのか。

もしもそれが、

 

『月が綺麗ですね』

「死んでもいいわ」

 

というやり取りなのだとしたら、

本当の恋を自分で許して愛し合うということ。

つまりこの歌詞の部分は、

 

『もしも本当の恋として結ばれないのなら

せめて俺の元へ通い続けて。

もしそのせめてすらも叶わず、

二度と会えないというのなら、

僕は全てを捨てて君から愛されようか』

 

二度と会えない、

という展開になる方が、主人公としては踏ん切りをつけやすいのかもしれない。

 

ということなのでは…?

アーーーー回りくどくて申し訳ない( ^ω^ )

ちゃんと文章になってんのかな???

伝わりますかね?今言ったところ……

 

 

Don't believe in me

君を愛して

嘘重ねて

終わりなら oh baby

ドアの音 せめて聴かせて

僕の元まで 届かせてくれよ

ここで現実へ帰ってきます。

そしてまた願うわけです。

 

 

Don't believe in me…

ここで4回も同じフレーズが歌われています。

強い。ドンビリービンミー………

紛れもなくキーフレーズ。

バックコーラスの響きも強まって、

いよいよラストが見えてきます。

 

 

「 氷温。」

ここです、ここ。

最後びっくりした人が大半なんじゃない??

私もめちゃくちゃびっくりした。

シゲアキさんの4回目の

「ドンビリービンミー」で終わるのかと思いきや、

ぼそっと女性の声で

本当に無機質な、乾いた

「氷温。」

という呟き。

初めて聴いた時ちょっとだけ

後ろ振り向いちゃったよ。

 

ここの女性の「氷温。」という呟き、

「Don't believe in me (俺を愛さないで)」 

と嘆き続ける主人公に対する返事なのでは

ないでしょうか。

「主人公が望む世界(氷温)」を、

同じように彼女も望んでいた。

主人公が自分の気持ちに素直になれないことも、

わざと「俺を愛さないで」なんて言って

強がっていることも、

その理由も、

自分が彼女を愛してしまうことで傷つけてしまうのではないかと恐れていたことも、

彼女は全部知っていた。

 

というのを主人公は知らなかったわけで、

主人公が冒頭で見ていた幻想は、

やはり生身の「君」ではなく

思い込みの幻想だった。

本当は全てを知っていた彼女が

絞り出して主人公に伝えた言葉、

それが

二人に共通する 「氷温」 。

 

歯切れの悪い終わり方が(勿論良い意味で)、

物語が続いていくかのように錯覚させます。

というか続いていると思う。

 

「え、うそ何今の、エッエッ最後の何!?気になる終わり方!!!!!!」

ってね!

シゲアキさんの常套手段だよね!(本当に好き)

好きだよ!(全力ウインク)

 

 

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

…だったらいいな。

 

 

いや後半書いててだんだん自分が何書いてるのかわからなくなってきた………

大丈夫なのこれ。

話の軸グワングワンになってない?

ちゃんと各シーン各シーンでリンクしてる?

ちぐはぐになってない?

 

 

 

……………………

 

 

 

絶対なってる\(^o^)/

先に謝っておきます。

話が意味のわからない繋がり方してたら

本当申し訳ないです。

深夜に書いてるもんで、

もうほぼ脳味噌動いてない気がする。。

一晩寝て「あれ?やっぱおかしくね?」ってなったところにはちょくちょく修正加えて行くので

許してください……………(大粒の涙)

でも凄く楽しかったです☺️

 

そのうちシゲアキさんご本人が

クラウドのライナーノーツにて

ソロの分を書いて下さると期待してるから

楽しみに待ってよう………

 

 

長々と失礼致しました!

こんな拙い文章をここまで目で追ってくれたあなた様に感謝感謝です。

また機会があればやろうかな。

次回は今回よりももう少し文章能力が上がっていますように。

 

おやすみなさい!!!

 

 

 

ラム酒